10-8
30代は時間が過ぎるのが早く、退職して1年、今年も残り3カ月を切る。
前回の記事で書いた社会復帰のリハビリみたいなことも上手くいかず、
気分が晴れない日々が最近は続いている。
ツイッターやブログをフォローしている人の文章を読んで、今の社会についてとか、
いろんなことを分析して、モヤモヤしているものが言語化されていて、
頭が整理されたような気分になることもあり、それはいいのだけど、
最近思うことは、そういうものばかり読んでいても仕方がないなとか、
なんとなく閉塞感を感じる。そういうことだけではなく、個人的な夢とか、
ファンタジーとか、あるいは妄想と言ってもいいかもしれないが、そういうものが
人が生きていくうえでは必要なのかなと思う。
最近ツイッターで「発達障害は親に原因はないということは難しくなってきている」
というツイートを読んで、ちょっとショックを受けた。親ガチャという言葉が
拡がったのもそうだけど、生物学的なことも含めて現実の残酷さみたいなものが
多くの人に感じられているとしか思えず、「ジョーカー」のような結構シリアスな
映画が大ヒットするのも、社会の厳しさがかなり深いレベルに行っていることを
反映しているように思う。しかし、そのような現実が映画とか、あるいは文学でも
そのようなものがあるのだろうけど、そういう声がポリコレ的な知識人とか
出版業界の人には届かないまま終わっているし、それは当分続くだろう。
私は本当に今の時代が嫌いだし、息苦しさを感じる。