11-03

気力なし。映画や本につかう時間はあるのにやる気が出ない。

好きなものに触れて自分をマネジメントできるように、若いころよりは

なったけど、それは不幸を小さくするものであっても、幸福をあまり生み出すものでは

ないのかもしれないと思った。

 

鏡を見ると白髪が少し見つかる。そういう年齢になった。

職場に優しい感じの人が話をしているのを聞いていて、わたしにはこういう経験は

あまりなかったなと、虚しい気持ちになった。

運とか偶然性というものは、私たちの人生を左右しすぎている。

電車の中でベビーカーに乗った小さな子どもが母親に恐竜の人形を持って

じゃれていた。自分にはなかったものを見てしまうといろいろと

しんどくなる。

 

会社での経験も、就労移行での経験も、そんなに良いものではなかった。

なんでこんなに歪んだ社会になっているのだろうと思うことの方が多かった。

いろいろなことがバカバカしいと感じられる。

電車にたくさんの人が詰められているのが毎日続いていく、それはほんとに

狂っている。

なんか暗いことばかり浮かんできて、文章もそんな感じになっているので、

よかったことを書いておく。

 

谷川俊太郎とかピーナッツの本を読んで少しだけらくな気持ちになった

・ジャズのピアノとか好きな歌手の曲を聴いて少し気分を変える

・本とか映画で、ときたま、これはすごいと思うものに出会うこと

 

と書いてきたけど、自分の行動はパターン化してしまっているなとも思った。

ほんとうに新しいことはなかなか生まれない。年のせいなのか能力がないのかは

わからないけど。